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第2回コラボリレー(CR)講話

 2024年9月13日(金)第2回コラボリレー講話として、(株)サイトウティーエム社長 齊藤 孝則様をお迎えして、ご講義をいただきました。

 高崎で50年以上続く製造業の企業として、企業説明から製品説明、事業展開、現場の苦労などのお話をしていただきました。生徒もサイトウティーエムの製品が身近な車やスマホに使われていることを知り、ときに感嘆の声をあげながら興味深く話に聞き入っていました。 

 また、話の中で探究学習で取り組んでいる「気付き」と「アクション」についても触れられ、学校での学習を実社会とより結びつけることができたと感じます。

 最後には進路に関するアドバイスもいただき、進路についての視野が広がった者もいたようで、非常に有意義な時間となりました。

 お忙しい中、多くの方々に時間を割いてご講義を賜り、生徒の幅を広げていただけていることに、改めて感謝いたします。

 

第1回コラボリレー(CR)講話

2024年9月6日(金)第1回コラボリレー講話として、高崎経済大学名誉教授 西野 寿章 様より「高崎市製造業の現状を学ぶ」と題してご講義を賜りました。

 経済の理論を高校生にも分かりやすいように、具体例を交えながら嚙み砕いてご説明いただき、今後、生徒が高校での授業や大学で経済学を学ぶうえでの動機付けの機会になったようでした。

 また生徒に身近な高崎市の製造業の歴史を教えていただき、改めて身近な地域への関心が高まったとの感想が多く見受けられました。

第3回 イングリッシュセミナー

 9月3日(火)に第3回 イングリッシュセミナーを行いました。

 5月28日の第1回目に比べ、1人ひとりに余裕が感じられ先生方の問いかけに自分なりの表現にジェスチャーを交えながら談笑する場面を多く見られました。

セミナー最終日の今日は、多くの生徒たちが『習うより、慣れろ』を実感できました。

このイングリッシュセミナーによって、言語文化や異文化交流が今後の学校生活や将来の目標の指標となっていくことを感じられた時間になりました。

 

1年理系オナークラス 尾瀬実習

 7月14日(日)に尾瀬国立公園に行き、その中でも、広大な湿原からなる尾瀬ヶ原を歩いてきました。尾瀬国立公園は、国の「特別天然記念物」にも指定されていて、自然保護にも大変力を入れている場所です。例えば、入山口には種子落としマットを設置して、尾瀬の植物を保護していました。ほかには、公衆トイレは1回100円の環境保護費用をとることで、高性能な浄化槽で尾瀬の水を守っています。

 

 登山は鳩待峠から1時間ほど石段を歩くと、至仏山荘が見えて、ここからは尾瀬ヶ原となります。この後は、牛首分岐の少し先で折り返すコースと、その先の竜宮十字路とヨッピ吊り橋まで行く2つのコースに分岐します。どの班にも、尾瀬への愛にあふれたガイドさんが、尾瀬の植物や動物について詳しく話をしてくれました。

 

 実際に、カキツバタやニッコウキスゲ、ナガバノモウセンゴケを見て、生徒も写真をたくさん撮っていました。また、1円玉くらいの大きさのハッチョウトンボも見ることができました。

 生徒も、尾瀬の豊かな自然に触れるという、大変貴重な体験をすることができました。

 

理系オナークラス ロボット実習

8月6日(火)に前橋工科大学で小田垣准教授のご指導の下、ロボット実習を実施いたしました。
希望者の8名の生徒が参加し、筋電で操作するアームロボットを作製しました。

 

身体を動かすために脳から送られている指令は、電気信号となって各部位に伝えられます。特に筋肉を動かす際に生じる電気信号(筋電)は比較的大きな電気信号で、この電気信号をロボットに入力して操作できるようにプログラミングを行います。

人の身体の電気信号は、向きや大きさが不安定なアナログ信号なので、ロボットにそのまま入力することができません。CPUを使って、向きや大きさを整えて、デジタル信号で出力させます。

筋電をうまく入力したり、制御したりするのが難しく、調整を重ねて、どうにか完成させることができました。

この技術が応用されると、筋電義手などになり、たとえ先天性の四肢欠損でも、自分の手足のように制御できるそうです。学問がどのように社会に還元されているのか、視野を広げるきっかけとなりました。