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2024年8月の記事一覧

1年理系オナークラス 尾瀬実習

 7月14日(日)に尾瀬国立公園に行き、その中でも、広大な湿原からなる尾瀬ヶ原を歩いてきました。尾瀬国立公園は、国の「特別天然記念物」にも指定されていて、自然保護にも大変力を入れている場所です。例えば、入山口には種子落としマットを設置して、尾瀬の植物を保護していました。ほかには、公衆トイレは1回100円の環境保護費用をとることで、高性能な浄化槽で尾瀬の水を守っています。

 

 登山は鳩待峠から1時間ほど石段を歩くと、至仏山荘が見えて、ここからは尾瀬ヶ原となります。この後は、牛首分岐の少し先で折り返すコースと、その先の竜宮十字路とヨッピ吊り橋まで行く2つのコースに分岐します。どの班にも、尾瀬への愛にあふれたガイドさんが、尾瀬の植物や動物について詳しく話をしてくれました。

 

 実際に、カキツバタやニッコウキスゲ、ナガバノモウセンゴケを見て、生徒も写真をたくさん撮っていました。また、1円玉くらいの大きさのハッチョウトンボも見ることができました。

 生徒も、尾瀬の豊かな自然に触れるという、大変貴重な体験をすることができました。

 

理系オナークラス ロボット実習

8月6日(火)に前橋工科大学で小田垣准教授のご指導の下、ロボット実習を実施いたしました。
希望者の8名の生徒が参加し、筋電で操作するアームロボットを作製しました。

 

身体を動かすために脳から送られている指令は、電気信号となって各部位に伝えられます。特に筋肉を動かす際に生じる電気信号(筋電)は比較的大きな電気信号で、この電気信号をロボットに入力して操作できるようにプログラミングを行います。

人の身体の電気信号は、向きや大きさが不安定なアナログ信号なので、ロボットにそのまま入力することができません。CPUを使って、向きや大きさを整えて、デジタル信号で出力させます。

筋電をうまく入力したり、制御したりするのが難しく、調整を重ねて、どうにか完成させることができました。

この技術が応用されると、筋電義手などになり、たとえ先天性の四肢欠損でも、自分の手足のように制御できるそうです。学問がどのように社会に還元されているのか、視野を広げるきっかけとなりました。