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理系オナークラス ロボット実習

8月6日(火)に前橋工科大学で小田垣准教授のご指導の下、ロボット実習を実施いたしました。
希望者の8名の生徒が参加し、筋電で操作するアームロボットを作製しました。

 

身体を動かすために脳から送られている指令は、電気信号となって各部位に伝えられます。特に筋肉を動かす際に生じる電気信号(筋電)は比較的大きな電気信号で、この電気信号をロボットに入力して操作できるようにプログラミングを行います。

人の身体の電気信号は、向きや大きさが不安定なアナログ信号なので、ロボットにそのまま入力することができません。CPUを使って、向きや大きさを整えて、デジタル信号で出力させます。

筋電をうまく入力したり、制御したりするのが難しく、調整を重ねて、どうにか完成させることができました。

この技術が応用されると、筋電義手などになり、たとえ先天性の四肢欠損でも、自分の手足のように制御できるそうです。学問がどのように社会に還元されているのか、視野を広げるきっかけとなりました。