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令和6年度 2年文理オナークラス成果発表会

令和7年1月23日(木)に高崎市市民活動センター・ソシアスにて標記発表会を開催しました。

文系オナークラスは、高崎経済大学経済学部阿部教授とそのゼミ生と協働し「高大コラボゼミ」に取り組みました。

「高大コラボゼミ」とは

高経大経済学部の阿部圭司教授指導の下、4月から12月まで12回程度(1回90分)、2年文系オナークラス37名が8班に分かれて阿部ゼミの大学生とともに課題研究に取り組みました。その課題研究が「日経STOCKリーグ」へのチームでの参加です。「日経STOCKリーグ」では、ポートフォリオの構築やレポート作成を行いました。これらの作成過程において、様々な社会問題や企業の経営戦略を調べたり、調べた情報をもとに自分の意見を主張したり、相手の意見に耳を傾けたりすることで、「高崎市と世界をつなぐ」グローバル人材として必要な能力を鍛えています。今回はその取組をまとめ、発表しました。

 

1班:「新時代の常識へ キャッシュレス決済」

2班:「COME BACK 和食 ~和食を再び日本の家庭に~」

3班:「水産業再生イニシアティブ」

4班:「加工食品の安全と健康」

5班:「不登校児童・生徒に学びの機会を」

6班:「アレルギーなんて関係ない!!」                

7班:「海賊版を止めるために」

8班:「いっぱいつくろう笑顔と未来 ~大量生産大量消費社会を解決へ」

 

理系オナークラスでは、理科学的な視点を重視した探究活動に取り組んできました。

テーマ設定では、身近にある様々な現象に対して「なぜ?」という意識を持ち、複数挙げられた候補の中から1つのテーマを設定しました。テーマ設定後は、①予備調査、②予想仮説、③実験、④考察を1つのサイクルとし、①~④の活動を繰り返すことで、科学的な探究活動を深めていきました。中間報告会では、群馬大学准教授の佐藤綾先生にご指導いただき、仮説の修正や、実験方法の精査をしました。様々な課題と向き合いつつ、一年間の探究活動を8班がそれぞれまとめ、その成果を発表しました。

 

1班:「きもちよく寝たい」

2班:「植物は水以外の液体でも育つのか」

3班:「紙飛行機をより遠くに飛ばすには」

4班:「カビを防ぐ環境」

5班:「重さに強い構造を作る」

6班:「紙で食材を切る」

7班:「自転車と物理」

8班:「音質の良い糸電話を作りたい」

 

当日は保護者の皆様も多数参観していただき、「忙しい毎日の中でこんな難しい事をしていたのかととてもびっくりしました。高校生でなかなか経験できることではないのでとてもいい発表会だと感じました。質問をする生徒はしっかり聞いた上で質問を、答える生徒は内容を把握し何が来てもいいようにちゃんと調べている事、本当に素晴らしかったです。」「時間をかけて色々研究していたことに感心しました。勉強だけでなく、良い経験になると思いました。発表も何度も練習した様子が伺えました。お疲れさまでした。」「質疑応答に多く手が挙がって活発で良いと思いました。普段見られない様子が見られて良かったです。」など、多くの感想とエールをいただきました。ありがとうございました。